『檜紀代集』(俳人協会、昭和61年)より
- 2023/11/26
- 16:40
どうにか、不在出句者への返信が一段落。noteも更新。今月で「初学者向け」の通信句会のメンバー全員が、中級者以上向けの句会へ移動された。(初学者向けの通信句会は、10数名で3年ほど継続)。これで、この初学者向けの通信句会の役目は終わったため終了。来年4月に新たに「中級者以上向けの超結社のインターネット句会」(有料・実費のみ。句歴5年以上で結社経験のある方のみ。定員20名。出句数は4句ほど。無点句・問...
横田欣子句集『風越』(花神社、平成9年)より
- 2023/11/22
- 21:16
ぼちぼち対面式句会の郵便出句者の返信中。超結社の通信句会のコメント中である。このブログを見ている方は、俳句に興味がある方が多いと思う(私の日記よりも)。結社の句会と超結社(結社問わず。無所属可)の句会の違いが気になっている方もおられるだろう。以下は、私の経験に基づく「私見」である。 結社の句会:選句基準が同一の特定の結社の会員だけ、参加者の年齢の偏り(年配者ばかり)が顕著なせいか、文体と使用季語...
栗原利代子句集『恋雀』(ふらんす堂、2014年)より
- 2023/11/19
- 19:59
ひと月に2回行っている対面式の超結社句会終了。句会の勉強会では、俳句の鑑賞を行っている(香川では私が運営している超結社句会だけだろう)。勉強会で使う句集の候補から、このブログに共感句を引いている。 超結社(無所属可。他結社の句会・メール句会など他の勉強手段と掛け持ち可)、実費のみ、全国から郵便出句のみ可という原則で、対面式の句会も運営。他者の勉強手段に干渉する者が皆無なのが良い。 「初心者歓迎」...
河内静魚句集『水の色』(朝日新聞社、2023年)より
- 2023/11/17
- 21:42
大雨。11月末に平日に時間が空いたので、横浜へ吟行予定。平日だと夜行高速バスが安い。地味に吟行するのが私のスタイルである。名所・旧跡めぐり、グルメとは程遠い。一泊7000円ぐらいのビジネスホテルでカップ麺を食べたことが10回ぐらいある。 支度せぬ小さな旅や犬ふぐり 春の土踏んで病む子に会ひにゆく 思ひ出す亡き子の仕草鳳仙花 待つてゐるやうに坂あり冬あたたか 夏燕山辺の道はじまりぬ...
『俳壇 2023年 12月号』より
- 2023/11/14
- 21:00
たまに総合誌に句が載る(今回は一句だけ)。どの総合誌も、執筆者が似たり寄ったりで、あまり面白くない。実作者や結社所属者にしか読まれないような「業界誌」と化している(私以外の読者もとっくに気づいているかもしれない)。 煤逃げの書肆を出てまた書肆に入る 森山久代 神発ちて潮濃き風となりにけり 櫻木七海 街路樹の均しき間寒の星 松井努 ...