fc2ブログ

記事一覧

『檜紀代集』(俳人協会、昭和61年)より

 どうにか、不在出句者への返信が一段落。noteも更新。今月で「初学者向け」の通信句会のメンバー全員が、中級者以上向けの句会へ移動された。(初学者向けの通信句会は、10数名で3年ほど継続)。これで、この初学者向けの通信句会の役目は終わったため終了。来年4月に新たに「中級者以上向けの超結社のインターネット句会」(有料・実費のみ。句歴5年以上で結社経験のある方のみ。定員20名。出句数は4句ほど。無点句・問...

続きを読む

横田欣子句集『風越』(花神社、平成9年)より

 ぼちぼち対面式句会の郵便出句者の返信中。超結社の通信句会のコメント中である。このブログを見ている方は、俳句に興味がある方が多いと思う(私の日記よりも)。結社の句会と超結社(結社問わず。無所属可)の句会の違いが気になっている方もおられるだろう。以下は、私の経験に基づく「私見」である。 結社の句会:選句基準が同一の特定の結社の会員だけ、参加者の年齢の偏り(年配者ばかり)が顕著なせいか、文体と使用季語...

続きを読む

栗原利代子句集『恋雀』(ふらんす堂、2014年)より

 ひと月に2回行っている対面式の超結社句会終了。句会の勉強会では、俳句の鑑賞を行っている(香川では私が運営している超結社句会だけだろう)。勉強会で使う句集の候補から、このブログに共感句を引いている。 超結社(無所属可。他結社の句会・メール句会など他の勉強手段と掛け持ち可)、実費のみ、全国から郵便出句のみ可という原則で、対面式の句会も運営。他者の勉強手段に干渉する者が皆無なのが良い。 「初心者歓迎」...

続きを読む

河内静魚句集『水の色』(朝日新聞社、2023年)より

 大雨。11月末に平日に時間が空いたので、横浜へ吟行予定。平日だと夜行高速バスが安い。地味に吟行するのが私のスタイルである。名所・旧跡めぐり、グルメとは程遠い。一泊7000円ぐらいのビジネスホテルでカップ麺を食べたことが10回ぐらいある。  支度せぬ小さな旅や犬ふぐり  春の土踏んで病む子に会ひにゆく  思ひ出す亡き子の仕草鳳仙花  待つてゐるやうに坂あり冬あたたか  夏燕山辺の道はじまりぬ...

続きを読む

『俳壇 2023年 12月号』より

 たまに総合誌に句が載る(今回は一句だけ)。どの総合誌も、執筆者が似たり寄ったりで、あまり面白くない。実作者や結社所属者にしか読まれないような「業界誌」と化している(私以外の読者もとっくに気づいているかもしれない)。  煤逃げの書肆を出てまた書肆に入る 森山久代  神発ちて潮濃き風となりにけり 櫻木七海  街路樹の均しき間寒の星 松井努      ...

続きを読む

プロフィール

涼野海音(すずのうみね)

Author:涼野海音(すずのうみね)
「晨」同人。「梓」「いぶき」会員。俳人協会会員。大阪俳人クラブ会員。
超結社句会「木の芽句会」、「灯台句会」代表。(全国から郵便出句のみ可。特定の俳誌(結社)・協会に所属の必要なし。句会の詳細はプロフィールに)。

noteは毎週、土曜日に定期更新しています!句作に役立つ記事もあり!

「俳句文学館 10月」に句とエッセーを寄稿。


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

俳句・短歌ランキング

句会などの問い合わせ、俳誌「晨」見本誌請求(購読のみ可。年間6千円)

名前:
メール:
件名:
本文:

ジャンルランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
242位
ジャンルランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
26位
サブジャンルランキングを見る>>